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「Tiny Oracle Get」は、開発者向けOracle GUIツールで、フリーソフトです。
Linux/Windows上で動作します。
ただし、Oracle ClientとQt4を、ご利用のマシンにインストールしておく必要があります。

目次

ダウンロード

[はじめに]

以下の機能を持っています。

[実行例]

図1

図1を例にしますと、
図2

図2を例にしますと、
図3

[実行例:Excel=>DB(カラム指定なし)]

図4のような定義のテーブルにロードする場合、図5のようなExcelデータを用意する必要があります。
図6は、取り込んでいる最中の例です。
図6のとおり、DBのカラムと同数かつ順番が同じように記述するのであれば、Excelにデータのみを記述すればOKです。
また、NUMBER型やDATE型には、SQL関数や副問合わせを使うことができます。

図4
SQL> desc t_soccer_player_list
 Name					   Null?    Type
 ----------------------------------------- -------- ----------------------------
 ID					   NOT NULL NUMBER(10)
 ENG_NAME					    VARCHAR2(40)
 JPN_NAME					    VARCHAR2(40)
 NICK_NAME					    VARCHAR2(20)
 NATIONALITY					    VARCHAR2(20)
 BIRTHDAY					    NUMBER(8)
 REGIST_DATE					    DATE
図5


図6

[実行例:Excel=>DB(カラム指定あり)]

図7のとおりExcelにカラム名を指定するのであれば、カラムの数や順番を気にする必要はありません。
なので、NULLを許容されているカラムは、省略することができます。

図7


図8


[動作環境]

[前準備/Qt4インストール]

[Linux上でのコンパイル]

まず、http://sourceforge.net/projects/tinyoracleget/files/よりtog_x.xx.tar.gzをダウンロードしてください。

例として、/usr/local/togにインストールする手順を書きます。

[Linux上でのインストール]

http://sourceforge.net/projects/tinyoracleget/よりtog-x.xx-1.i686.rpm or tog-x.xx-1.i386.rpmを取得し、以下のコマンドを実行してください。
このバイナリは、32bit PCでコンパイルしています。
また、Oracle10g Clientを使ってコンパイルしていますが、Oracle11g Clientでも動作することを確認しています。

[Windows上でのインストール]

Windowsの自動コンパイルの方法がうまくいかないので、32bitバイナリを添付します。
64bit PCをご利用の方は、申し訳ございませんが、ご利用できません。
このバイナリは、Oracle10g Clientを使ってコンパイルしていますが、Oracle11g Clientでも動作することを確認しています。

http://sourceforge.net/projects/tinyoracleget/よりtog_x.xx.win.bin32.zipを取得し、 後は、解凍して、好きなフォルダーに置いてください。

[Linux上での起動方法]

インストールしたディレクトリのbin/libとOCIライブラリにパスをとおす必要があります。
例として、/usr/local/togにインストールした場合のパス設定方法を書きます。
bash系 csh系 パスを設定したら、起動はコマンドラインから以下のように打てば起動できます。
$ tog

[Windows上での起動方法]

Qt4とOCIライブラリにパスをとおす必要があります。
コントロールパネルを使って、PATH環境変数に"C:\Qt\2010.05\qt\bin"と"$ORACLE_HOME/bin"を加えればOKです。
コントロールパネルの使い方は省略しますが、わかりやすいサイトhttp://www.xucker.jpn.org/pc/vistaenvset.htmlをリンクします。

パスを設定したら、"tog.exe"をダブルクリックすれば起動できます。

[Tips]

sqlplusのバージョンによって、接続できるDBのバージョンに制限があるらしいので、
自分で試してみたときのメモを記します。
sqlplus(Client)DB(Server)Result
oracle10.2.0.1.0oracle8.1.7.4.0OK
oracle11.2.0.1.0oracle8.1.7.4.0NG
oracle10.2.0.1.0oracle9.2.0.8.0OK
oracle11.2.0.1.0oracle9.2.0.8.0OK
oracle10.2.0.1.0oracle10.2.0.4.0OK
oracle11.2.0.1.0oracle10.2.0.4.0OK
oracle10.2.0.1.0oracle11.1.0.6.0OK
oracle11.2.0.1.0oracle11.1.0.6.0OK

[スペシャルサンクス]

このアプリは、以下のサイトのライブラリを使っています。

[バージョン履歴]

2011/05/20ver1.18SQL結果シートのコピー/検索ロジックを実装.
2011/04/06ver1.17テーブルMDIウィンドウにて、レコードの追加/更新/削除機能を実装。
2011/03/23ver1.16絶対カーソル位置による検索を実装
2011/03/12ver1.15(M9.0東日本巨大地震)マルチDB接続対応
2011/03/03ver1.14実行計画メニュー追加
2011/02/24ver1.13アイテムの一部をタブウィンドウからMDIウィンドウに変更
2011/02/17ver1.12Excelファイルに保存する際、文字化けするバグを修正
一部のメニューをMDIウィンドウに移動
2011/02/09ver1.11マテリアライズド・ビュー追加
Excelライブラリを変更
Linux バイナリ用にrpmを追加
2011/01/24ver1.10Windowsに対応
2011/01/17ver1.09「Useful SQL」を「Data Dictionary」メニューに変更
「Excel=>DBへ読み込む」メニュー追加
「Table/View/Trigger/Sequence/Type/Procedure/Function/Package List」メニュー追加
2011/01/06ver1.08「パッケージDDL保存」メニュー追加
「トリガーDDL保存」メニュー追加
「シーケンスDDL保存」メニュー追加
「タイプDDL保存」メニュー追加
2010/12/21ver1.07「Useful SQL」メニュー追加
「自動ER図描画機能」追加
2010/12/09ver1.06「インデックス一覧表示機能」追加
「他スキーマからアクセス可能な自スキーマのオブジェクト一覧表示機能」追加
「自スキーマがアクセス可能な他スキーマのオブジェクト一覧表示機能」追加
2010/12/02ver1.05「インデックスDDL保存」メニュー追加
2010/11/22ver1.04「ビューDDL保存」メニュー追加
2010/11/15ver1.03「テーブルDDL保存」メニュー追加
2010/11/11ver1.02「プロシージャDDL保存」メニュー追加
2010/11/05ver1.01

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